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はてなブログプロを5人から勧められたので始めました

顔が動かない、顔面神経麻痺になったので対応と経過のまとめ

12月30日 発症の時

晦日の10時くらい、顔の左側が動かない。寝違えたかなと思った。歯医者さんの麻酔が左顔面に効いている感覚。痛くはなかった。この日は夜に年内最後の打ち合わせ飲みがあるだけで、それまでは特に予定のなく、作業していようと思っていた。コーヒー淹れて、飲もうとすると、これまた歯医者さんの施術後のように、口の左側からコーヒーがこぼれてしまう。

この時点で、念のため脳梗塞を疑う。手足の痺れがないかなど、チェック項目を確認してみる。大丈夫だった。よかった。よかった。大事はない。

作業少ししてから、今年最後に散髪に行く。美容師さんといつもの通りたわいもないお話してると、鏡に映った笑顔がニヒルになっている。左側の口角があがっていない。そういえば半日経っても回復する兆しがないので、このまま動かないのまずいなと思い、散髪した後、病院に行くことにした。

12月30日 病院へ

と思って探すも今日は晦日の土曜日。診察時間外ばかり。 5件くらい電話したんだけれども、自動音声で時間外のアナウンス。 困ったので、検索したところ救急受診ガイドを発見。

東京版 救急受診ガイド|東京消防庁

ここから救急相談センターに連絡して、顔の左側が動かないことを話すと、 今日やっている近隣の病院を案内してもらえた。とてもありがたい。 オペレーターの方から「5件紹介します。メモのご用意をしてください。」 の後、自動音声で病院名と電話番号が案内される。メモする。

メモした病院に連絡して症状を説明する。 1件目、2件目、3件目、4件目、、、どれも残念ながら当直が専門医ではないので、 別の病院を探してくださいとのこと。12月30日はさすがに厳しい。 5件目も専門医がいなく、内科の先生しかいないとのこと。それでもよければとのことだったので、 それでも一度診てもらうことで何かわかるかもしれないので、行かせていただくことにした。 そもそもこの病気の専門となる科が、何なのかもわかっていないので。

待合室には人が多くいた。 「こんなに時間かかるかね...」という声が聞こえ、 病気は人の心のゆとりをなくすから、気をつけねばなと思った。 自分がよくわからないことを、診てもらえるだけでありがたい。 年末当直で忙しい中、せめて感謝の気持ちは伝えようと思った。 そういえば病院の守衛さんも年末に大変だな。 薬剤師さんも中では頑張っているのだろう。 院内にはもっと苦しい思いをして年末を過ごしている患者さんもいるだろう。 みなさん良いお年をお送りください。

そんなことを思っていたら順番が来て診察してもらう。 「結論は内科が専門なので原因は何ともいえませんが顔面神経麻痺と思われます。」 とのことだった。 とても親切で慎重な診断をしてもらえた。 専門家は神経内科か耳鼻咽喉科とのことを教えてもらう。 感謝の言葉を述べて、預かり金2万円をお渡しする。後日行くと残金は返却してくれるとのこと。

再度、救急相談センターに連絡して、神経内科か耳鼻咽喉科で今日やっている病院を教えてもらう。 1件目、2件目、3件目で耳鼻科の当直の先生がいる病院で今から来ても大丈夫というところが見つかった。

東京医科大学病院

医科大に行くと、多くの人が待合室にいた。 さっきそういえば、待つ時間が長いと言っていた人に、 良いお年をと思ってなかったなと思い反省した。 こちらこそ余裕がなくて申し訳なかったな。

お互い年末のこの時期に病気になってしまいましたが、 なってしまったものはしょうがないので、 何とか良いお年としていきましょう。 こういうことを考えるから顔面神経麻痺になるのかなと思っていたら順番がきた。 発症からの経緯、気になること、飲んでいる薬などを聞かれたのち、 「おでこにしわ寄せてください、目を閉じてください、ウィンクしてください、鼻を広げてください、口をいーとしてください、口をうーとしてください」 とチェック項目があるらしく、言葉にしたがってトライする。 「耳を診ますね、これは痛いですか?」 とこれも言葉にしたがって答える。

「顔面神経麻痺の中程度、ベル麻痺の可能性が高いです」 との診断だった。

待っている間にネットで、顔面神経麻痺についての論文を調べていたので、 ベル麻痺が原因が不明なこと、ヘルペスウィルスが影響をしている可能性が高いことは知識として入っていたので、 とても安心した。

その後、今後についてのお話を受け、完治は90%であること、半年以上かかることもあるということ、 マッサージなどできることはなく、安静にしていることが大事と知る。 マッサージすると逆によくないことは、手足の麻痺と違うアプローチなので注意が必要と教わる。 ありがたい。 お礼を述べて、お薬いただいて病院を後にした。

12月31日 診察と自覚症状から原因と症状の正確な把握につとめる

  • 病名は顔面神経麻痺 中程度(ベル麻痺)
  • 原因は単純ヘルペスによる神経炎症
  • 箇所は上顎と下顎の結節点にある骨内の神経(あぶみ骨よりも上の方)

この動画が場所のイメージしやすかった - Facial Nerve Anatomy | The Facial Paralysis Institute

youtu.be

症状としては大きい音がすると耳なりがするので。 神経障害部位別症状で下記ページの下の方にあるBエリアかCエリアで炎症が起こってる。 - 顔面神経麻痺・スコアと評価

顔面神経麻痺/スコア・麻痺の評価方法/翁鍼灸治療院

  • 知らないと不安になるので、把握は平穏を保つために大事。
  • 誰かに伝える時に正確に伝えると相手も安心するので大事。

12月31日 今後の方針

  • 予後は他の症例と比較して相違ないので薬のみながら経過観察
  • さっきのページにあった評価法で適宜チェック
  • 温熱療法・マッサージ療法は論文調べたけど有効性の根拠は見つけられなかった
  • 温熱は炎症を悪化させる恐れがあるので、1週間はどちらもしない選択とする
  • 病院にまた行って医師に相談する

1月2日 急性胃腸炎になる

薬の副作用もあってか、腹が寝ていられないほど痛くなったので、 また時間外で病院へ。熱は38度、胃は食べ物受けつけない。 2日分の胃腸薬をもらい、顔面神経麻痺の薬と併用しながら安静につとめる。 あけましておめでとうございます。

1月4日 通常外来で受診

顔面神経麻痺のステロイド系の薬を飲み終え、神経の修復を早めるお薬だけになる。 この1週間は最初に発症して病院に行った時と比べて、悪化しているのが顔面神経麻痺の恐ろしいところである。 お医者さんに診てもらって改善の兆しを感じたいタイミングではあるけれども、 そういう病気である。 ただ、おそらく今日で下げ止まるはずで、経過も問題ないので、 あとは半年くらいかかるかもしれませんが、経過をみましょうとのことでした。 左目の開閉がうまくいかないので、乾燥してしまい目が痛いので、 目薬ももらう。

1月6日 年始の予定一週間はほぼキャンセル

初期が大事なので、やらなければならない仕事といくつかの打ち合わせ以外はキャンセルさせてもらう。 あとやっぱり睡眠おろそかにしていたので、これまずいなと。なのでいい枕を買った。 昨日は21時寝の7時起き。しばらくはこのリズムで体を整えていきたい。 アルコールとコーヒーも控えることに。思えばコーヒー1日6杯は飲んでた。朝くらいに。 たまに、目や鼻、口の左側ピクピクするようになってきた。 回復の兆しなのかはわからないが、期待感はある。

1月7日 顔は変わらないけど胃腸の調子はよくなった

胃腸炎は治ってきた。PCを使うとどうしても左目が疲れ、思うように進まない。 目の疲れから肩と腰のコリが悪化するので、散歩に出る。散歩はいい。

いよいよ明後日から本格的に怒涛の1月が始まる。 今年はこんな感じなので、新年の抱負はしっかり寝ることとします。

顔面神経麻痺になって、色々ネットをみていて、 同様の症状になった人のブログなどで勇気づけられたので、 この記事も同じ症状の人の一助になれればと。 気長にいきましょう。

1月9日 顔に少し痛みが出てくる (発症10日目)

特に何も感じなかった顔の左側に、痛みが出て来る。 あまり苦痛ではなくて、押すと奥の方が痛みがある。 経過としてどうなのかはわからないので、今週の診断時に相談してみようと思う。

今日偶然に昨年同じ症状の人に会った。 色々お話ししてくれた。 彼は1ヶ月でほぼ完治したそうで、症状が出ている間はやっぱり大変で、思い出したくないとのこと。 辛いラーメン食べた翌日なったそう。自分も辛いもの食べた翌日なった。 サンプル2件なので関連性あるかはわからない。辛いもの美味しいし、防ぐの難しすぎるので。

今週から会う人が多くなってきたので、症状の説明も多くなる。 こうして記事書いたので、整理できて説明しやすくなった。

あと麻痺にだんだん適応してきた。 - 飲み物飲む時は口からこぼれちゃうので、手で唇を少し上にあげて飲むようにする - 歯磨きは上唇と下唇を指で挟んで、そこに歯ブラシねじ込んで磨くとこぼれない - 乾燥して傷つきやすいので、目をつぶっていられるときは、極力目をつぶる。電車で立ってる時とか。

1月13日 鼻の経過を見るのが良さそう

症状に改善の兆しは見られず。ただ改善の兆しは欲しいので、簡単に記録でき、経過の変化がわかりやすい方法を模索。昨日から鼻をアップにして10秒くらいの動画を撮ることにした。

麻痺してるので、鼻の穴を広げると右側しか広がらない。口角が上がらないとニヒルに見えるけど、鼻の穴が半分動かないのは、多少の滑稽さと愛らしさがある。

個人で毎日撮影して、比較する際には必要な要素。

昨日は新年会で顔面神経麻痺になった旨伝えて、鼻の片側しか動かない動画を見せた。心配させてしまったのち、動画で笑いがおこる。顔動かないコミュニケーションに少しずつ慣れて来た。

1月17日 改善の兆し見え始める (発症18日目)

鼻を動かす動画の撮影を始めて5日目。撮影初日と比べて明確に左の鼻の穴が広がっていることがわかった。鼻の外側に若干のくぼみがあるところが、膨らんでくぼみがなくなる。

評価法で行う、おでこのしわ寄せ、眉毛上げ、ウインク、いの口、うの口は変化を感じづらい。経過観察として動画の鼻アップは変化見やすい。

症状を改善するためには、薬飲んで何もしないことが1番の中、こうした変化がみて取れるのは初めて楽しい気持ちに。

一昨日から1時間おきくらいの頻度で、左のうなじ奥に鈍痛があったが、何かしら内部で起こってるのかもしれない。

またドライアイの反動なのか、朝起きると左目に涙が溜まっていて、起き抜けは涙がスーッと流れる。また長時間PCいじってると涙溜まる。これもここ数日の現象。

1月18日 病院へ

週一回の通院で症状のチェックとビタミン系のお薬もらいに。先週の点数は8点。今回の点数15点。明確に動くようになっていることがわかる。お医者さんも喜んでくれた。よかった。平常は40点なので少しずつよくなっていけばと。

柳原法 とHouse-Brackmann法 による顔面神経麻痺 の評価 と患者の自覚的評価の比較検討 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkoka1947/104/7/104_7_735/_pdf

患部を冷やさないようにすることと、寝ること。あと寝る前に、PC作業の合間に意識的に点眼するよう勧められた。おかげさまです。